十勝・帯広で満喫! 地元で愛されるご当地グルメ&温泉文化
今回の記事では、そんな風景が見られる十勝の中心都市・帯広市の地元から愛されるグルメとおすすめスポットをご紹介します。
地元民熱愛のご当地どんぶり「豚丼」
帯広が発祥のご当地どんぶり「豚丼」。
昭和のはじめ、庶民が食べられる豚肉料理として鰻丼をヒントに誕生した、地元民熱愛の名物グルメです。
肉厚の豚肉を甘辛のタレで焼いてご飯に載せただけと至ってシンプル。
帯広市内には豚丼を提供するお店が200店以上! 豚肉の部位のほか、作り方やタレにも違いがあり、店ごとにこだわりの味が楽しめることも魅力のひとつです。
一枚一枚丁寧に仕込む「ぶた丼のとん田」
豚丼を提供するお店が数多いなか、ぜひ訪れてほしいのが帯広中心部から少し離れた札内川近くに店を構える「ぶた丼のとん田」。
豚丼といえばロースが多い中、この店ではロース・バラ・ヒレの3種から選べます。特に人気なのはバラ。一枚一枚手切りされた柔らかな十勝産の豚肉と創業から受け継いだタレが自慢で、脂身はくどくなく旨みが感じられるほど。そのまま食べるほか、にんにく・一味をつけて食べるのがおすすめです。
知られざる帯広の文化「モール温泉」
十勝・帯広に足を運んだならば、北海道遺産にも指定された貴重な泉質「モール温泉」に入浴してみましょう。
モール温泉とは、太古の植物が長い年月をかけて蓄積し、地中の泥炭を通って湧き出てきた温泉のこと。黒っぽい色と植物由来の成分が多いことが特徴で、とろみのある泉質は「美人の湯」と呼ばれています。
モール温泉は世界的にも珍しい泉質で、北海道では十勝のほかには石狩平野、豊富町などでしか入れません。
帯広市内の宿泊施設や銭湯では当たり前のようにモール温泉が湧き出ており、普段から地域の人々に親しまれています。湯船の種類や泉質など、施設ごとに違いを楽しめることも魅力のひとつです。
近年はモール温泉を活かしたサウナや、十勝らしい趣向を凝らした温泉施設が次々に登場!
実は温泉が点在するまち帯広にて、自分好みの温泉を求めて”はしご湯”をしてみるのはいかがでしょうか。
市内の温泉施設をまとめたWEB(帯広市HP)はこちら